ファラオの墓＜竹宮恵子＞

ファラオの墓 1 (Gファンタジーコミックススーパー)

• 作者: 竹宮 惠子
• 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
• 発売日: 2007/07/06
• メディア: コミック

ファラオの墓 2 (Gファンタジーコミックススーパー)

• 作者: 竹宮 惠子
• 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
• 発売日: 2007/07/06
• メディア: コミック

ファラオの墓 3 新装版 (3) (Gファンタジーコミックススーパー)

• 作者: 竹宮 惠子
• 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
• 発売日: 2007/08/10
• メディア: コミック

ファラオの墓 4 新装版 (4) (Gファンタジーコミックススーパー)

• 作者: 竹宮 惠子
• 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
• 発売日: 2007/08/10
• メディア: コミック

やっと読み終わりました～。

１０歳年上の姉が、途中までコミックスを買ってて

続きが気になって、仕方が無かった漫画なんです。

「地球へ」（テラへ）がアニメ化になって

スクウェアエニックスから、新装版として昔の

竹宮恵子作品が出版になったので

コレを機に買って読んだ訳です。。。

実に１５年越しの読破です。

お話しの舞台は、古代エジプト。

大国ウルジナに滅ぼされた、エステーリアの王子

サリオキスとその妹、ナイルキア。

そしてウルジナの若きファラオ、スネフェルの物語です。

我侭で癇癪で人を殺し、宰相の操り人形と言う

典型的な人物であるスネフェル。

苦難と苦渋を乗り越えて、力をつけていくサリオキス。

非情な運命に翻弄される、無垢な乙女ナイルキア。

切ないです。結構切ないです。

あの２人が結ばれてたら、また違う歴史が

紡がれていたに違い有りません。

王位を狙う、アイツが居なかったら！

ネタばれ故に、内容はあまり明かしませんが

良作ですよ。

竹宮恵子の描く、線の細い少年や少女たち

時代的に男も女も、薄絹一枚なので

色っぽいです。うひ。

作中で、この物語は「エステーリア戦記」となってるのですが

とても良く作られている物語で、原作「エステーリア戦記」を

探す人々で騒動になったらしいです。

当時、竹宮恵子の創作の物語だと言うことが

明らかになってなかったんですね。

今の漫画にも面白い作品はもちろんありますが

この時代の作品はまた良いですね。

萩尾望都とか、作品の奥の深さが全然違います。

11人いる! (フラワーコミックススペシャル 萩尾望都パーフェクトセレクション 3)

• 作者: 萩尾 望都
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2007/08/24
• メディア: コミック

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