DS版DQ6日記-15【グレイス城～ヘルクラウド城】

どうやら、ここは過去の世界らしい。
何やらグレイス城では、怪しげな儀式が執り行われる所
だった。大魔王を制すために、さらに強い大魔王を召喚
しようと言うのだ・・・。なんて無謀な事を・・・。

そして、この城に伝説の武具の最後の１つ。
オルゴーの鎧が厳重に保管されていたのだった。
儀式を止め様としても、俺たちには干渉出来る事ではなく
儀式の準備が整った。。。
そして・・・グレイス王が禍々しい何かを呼び出した瞬間。

雷が王や周りの者の命を、次々と奪っていった。

「我は破壊する者。誰の命も受けぬ。」

やっぱり、毒をもって毒を制すと言うのには無理があるっ。
ましてや人間が魔王を操ろうだなどと・・・。
・・・もしかして、コイツが諸悪の権化デスタムーアなのだろうか？
だとしたら・・・そもそもの原因は人間だなんて・・。

兵士達は生き残った人間を城外に脱出させ、秘宝の鎧は
地下室の奥深くに運び、内側から封をしてしまったのだった。
運んで行った兵士長は・・・外に出られないよね？
兵士に導かれ、外に出ると、現代に戻って来ていたのだった。
あの後、グレイス城は滅び、呼び出した者はどこにいったのだろう？

地下室の入り口は隠されているので、今でもオルゴーの鎧は
そのままかもしれない。。。過去で見た地下室の入り口の所で
黄金のつるはしを振るうと、地下室の入り口が現れたのだった。

最下層にて。。。
一人の男の骸骨と共に、オルゴーの鎧が安置されていた。
兵士長・・・。餓死は辛かっただろう。。。
この鎧は俺達が預かります。どうか安らかに・・・。

こうして最後の鎧も手に入り、再びロンガデセオへ。
丁度、剣も打ち上がる所だった。元の美しい姿を取り戻した
伝説の剣、ラミアスの剣。これで4つの武具が揃ったぞ！
伝説の武具を全て身に着けた者は、神に会う事が出来るという・・・。

4つの武具にはそれぞれ、不思議なマークが刻まれていた。
そう言えば、旅の途中でマークが切り替わる不思議な床がある
神殿の様な建物があったっけ。
そこには、上下左右にそれぞれのマークを切り替えるスイッチが
あって、スイッチを押すたびに違うマークになるのだ。
スイッチを押し、伝説の武具に刻まれたマークにしてみる。

上は兜。左は剣。右は盾。下は鎧。

すると、中央の文様が光りだし、上空に空飛ぶ巨大な城が
現れたのだった！
これが神の城？と思ったら、俺達は光の柱に吸い上げられ
なんと・・・城と戦う事になったのだった！！！

え！？敵なのっ？

とりあえず、戦おう。。。巨大な城に少しずつダメージを与え
無事に撃破すると、中に入る事が出来た。
すると、魔物が居た。。。この城はヘルクラウド城。
デュランと言う者が牛耳っているらしい。

玉座の間に入ると・・・。デュランがオレ達を待っていた。

「ほう・・・たしかに伝説の武具だ。4つの武具を集められる
人間が居るとは・・・」

なんだか、これまで会ってきた魔物達のボスとは貫禄が
違うっ。コイツは強そうだ・・・。

デュラン戦の前に、現れた部下との戦闘になった。
かろうじて倒すと・・・次に俺達の前に現れたのは・・・

テリーだった！

「強さを求めすぎて、コチラ側に来てしまった人間だ。
勝つ事が出来るかな？」

テリー・・・やはり強いっ！！！
手加減は出来そうにないっ。
スクルトで防御力を底上げし、たえずＨＰを回復しながら
隙を見て攻撃。

なんとか勝つ事が出来た。。。

そのまま、デュラン戦へ。
戦闘開始直前、デュランは俺達のＨＰとＭＰを回復して
くれた・・・。

「疲弊したお前達に勝っても嬉しくないのでな」

・・・なんか・・・ちょっと良い奴？
しかし、敵は敵。倒さなくては！
（ここで一度全滅してます。再戦はテリー戦から）

デュランは強敵だった。
ミレーユが倒れた時にはどうしようかと思ったが
ハッサンがザオリクを唱えて、なんとか復活！
ハッサンには頑張って僧侶のスキルをマスターして
貰って良かった！！！

長期戦だったが、勝利する事が出来た！！！
散り際、デュランは言う。



「私は強い者が好きだ。だから教えておこう。。。
私もムドーもジャミラスもグラコスも、大魔王デスタムーア様の
部下にすぎぬ・・・。何者もあの方には敵わないだろう。ぐふっ。」

デュラン・・・違う形で出会ったら、解りあえたかも
しれない奴だった。。。
床に倒れたままのテリーが、俺達に言う。。。

「俺をこのままにしておくのか！？俺は回復したらお前達を
きっと倒しにいくだろう。。。殺すがいいっ！」

その時、オレ達の間に割って入ったのはミレーユだった。

「テリー・・・やっぱりアナタなのね・・・」
「馴れ馴れしく名前を呼ぶなっ」
「私が解らない？・・・そうよね、あれから長い時間が過ぎたの
ですもの。解らなくても当然よね・・・」
「まさか・・・ミレーユ・・・ミレーユ姉さん？」
「そうよ、テリー。大きくなったわね・・・」

ミレーユとテリーは幼いころに生き別れた姉弟だったのだ！！！
硬く抱き合う２人。テリーの頑に凍りついた心も溶けていった
様だった。良かった、良かった＾＾

旅の途中で訪れた「ガンディーノ」で、10年前に統治していた
王様が悪政をしいていて、美しい少女が献上されたと言う話を
聞いていた。その弟が町を牛耳っていた悪人に立ち向かって
怪我をしたと言う事も。あの国が２人の故郷なのだろう。。。
ガンディーノの王は代変わりをし、今は良い国になっていた。
少女を売り払った父親も、懺悔と後悔の日々を送っていた。
今は無理でも、何時の日か故郷に帰れる日も来るだろう。。。



テリーが仲間になった！
（ってか、テリー滅茶苦茶強くなってます！ＳＦＣ版では
Lv1でスキルも何にも持って無かったのですからw
最初からバトルマスターだなんて、ラッキー♪）

デュランが倒れた事で、夢の世界にも変化が。
最後の封印、夢の世界を統治する「ゼニス王」の復活。

ＤＱ６日記-16へ続く。